李殷直 高文研シンペン シュンコウデン リ,ウンジク 発行年月:2002年04月 ページ数:269p サイズ:単行本 ISBN:9784874982822 李殷直(リウンジク) 1917年、朝鮮全羅北道に生まれる。

1928年3月、新泰仁公立普通学校(小学校に当たる)を卒業。

29年から3年余、郷里の日本人商店で住み込みの小僧として働く。

33年5月、日本での苦学を志し、地元の警察に25回ほど通ったすえ渡航証明書を得て渡日。

1年間、下関で小僧として働いたのち、34年6月、上京。

硝子工場で働きつつ夜間商業学校に編入、以後、転々と職をかえながらも37年3月、夜間商業を卒業。

同年4月、作家を志望して日本大学予科文科に入学、41年12月、同大学法文学部芸術科文芸学専攻卒業。

翌42年1月、日本学芸通信社編集部入社。

45年2月、同通信社解散により、厚生省中央興生会新聞局に移る。

45年8月の解放後、11月より在日本朝鮮人聯盟(朝連)の活動に参加、以後、一貫して同胞の民族教育文化事業にたずさわる。

60年、財団法人・朝鮮奨学会の理事となり、その後30年、育英事業に従事した。

作品・著書:日本大学予科在学中、最初の長編「ながれ」を月刊『芸術科』に連載(芥川賞候補に推されたが、検閲により連載を中断された)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 韓国・朝鮮で人々に愛されてきた民族的古典「春香伝」。

日本でも、古くから幾度も劇化され、オペラにもなった、この熱く激しい不滅の愛の物語を、かつて若い頃、芥川賞候補にも推された作家が、伝来の唱劇(パンソリ)台本をもとに想像力をめぐらし、民族の心を吹き込んで現代によみがえらせた長編小説。

本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・やらわ行

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